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体験レポート
更新日:2012年2月 9日
リエ・ナミ・ミサトのタクシー観光体験レポート Part.1「砂丘"夢"物語と山陰海岸島めぐり」
東部タクシーさんが設定しているタクシー観光のモデルコース「砂丘"夢"物語と山陰海岸島めぐり」を大学の同期だったリエ・ナミ・ミサトの仲良し3人組で体験してきました。
初めてのタクシー観光にドッキドキの3人です。
JR鳥取駅
JR鳥取駅前。ここでタクシーに乗り込みます。
私たち3人が到着する時間に合わせて、今日お世話になる東部タクシーの運転手・山添さんが改札口まで迎えに来てくれました。時間ロスもなく、早速タクシーに乗車。迅速で丁寧な対応だし、物腰やわらかな運転手さんで、すごくホッとしました。楽しい旅になりそうで、3人ともワクワク感でいっぱいです。
そして、最初の観光地である「鳥取砂丘」へ出発!
鳥取砂丘
駐車場に到着して、すぐさま鳥取砂丘へ、と思ったら、運転手の山添さんから突然のアドバイス。砂丘に足を踏み入れる前に、まずはコチラ「鳥取砂丘ジオパークセンター」で砂丘の成り立ちや特徴、動植物のことをちょっと勉強してみては、と勧めてくれました。センターは駐車場のすぐ前にあるし、入館は無料。これは入るしかない!
館内では、砂丘が何万年もかかって今の状態になったこと、高い丘陵やすりばち状の凹地など高低差がすごくあること、動植物のこと、風紋や砂簾、オアシスといった砂丘特有の自然現象のことなど、展示や映像で分かりやすく紹介されていました。
何も知らずに砂丘を見たら、「ただ広いだけ」「砂しかない」と思うだけで終わっていたかも。センターを訪れてよかった!
「鳥取砂丘ジオパークセンター」内には風紋実験の装置や、鳴き砂体験コーナーが。施設前には足洗い場もあり、便利!
さあ、いよいよ「鳥取砂丘」へ。
砂丘の入口に立つと、スッと視界がひらけます。どこを見ても砂・砂・砂。サンドベージュの世界がどこまでも続いています。まるで砂漠みたい! そう思っていたら、観光用のラクダに乗った人が現れてビックリしました(笑)。
東西約16km、南北約2.4km、最大高低差90m。目の前に見えるのは「馬の背」と呼ばれる47mの丘陵で、その向こうには紺碧の日本海が。
「鳥取観光マイスター」の資格を持つ山添さんがクイズを交えながら案内してくれたので、見どころがさらによく分かりました。私たちだけで聞くのはもったいないくらいでしたよ。
「今立っている所と馬の背の頂上とではどちらが高いでしょう」などクイズ形式の楽しい観光案内に聞き入っている私たちです。
ラッキョウ畑
運転手さんとの会話がはずむ車内は退屈知らず。
プライベートな空間だから、リラックスして過ごすことが
できますよ。
そんな中で、私たちが訪れた10月下旬~11月中旬は砂丘名産のラッキョウが花盛りになる、という話が出ました。ラッキョウの花なんて見たことがない私たちは興味津々。鳥取砂丘からすぐの所だし、時間にも余裕があったので、ちょっとだけ「ラッキョウ畑」に立ち寄ることにしました。
こんなふうに、予定外のことに対応してもらえるのもタクシー観光ならでは!
なだらかな砂の丘陵が続く「ラッキョウ畑」にたどり着いてビックリ。辺りは一面赤紫色に染まっていました。白くてコロコロした、カレーライスに添えられるあのラッキョウが、こんなに可憐な花を咲かせるなんて! 8~9月に植え付け、5月下旬に収穫となるラッキョウ。農家の方たちが猛暑の中手作業で植え付けを行い、風や砂と闘いながら手塩にかけて育てている、という話を聞いてさらに感動。
ここを訪れたことで、お土産リストに鳥取砂丘産「ラッキョウ漬け」が加わりました。後程お土産店にも立ち寄ってもらい、大粒の砂丘ラッキョウをゲットしました。
ラッキョウの花を初めて見ました。こんなにきれいなんですね~。
山陰松島遊覧
コチラがこれから乗る遊覧船。洞門や浅瀬に入れる
小型船もあるとか。今度乗ってみたいな。
浦富海岸は、白砂青松の美しい砂浜、複雑に入り組んだ地形のリアス式海岸が続く景勝地。海もとってもきれいで、海の底が見えるくらい透明度が高いんだとか。
さあ、約40分の船旅に出発!
カモメたちが出航を見送ってくれる「カモメセレモニー」。
船を必死に追いかけてくる姿がかわいい!
えさを投げると、スーッと飛んできてパクッ。その様子がかわいくて、3人でキャーキャー言いながら何度もえさを投げちゃいました。慣れてくると、手から直接取っていく鳥も。すごく面白かった!
浦富海岸をガイドしてくれるのは、タクシーの運転手さんではなく、遊覧船の船長さん。船内放送で名調子の案内が流れてきます。最初は録音された音声ガイドだと思っていたんだけど、ちゃんとマイクを持って話しておられました。熟練の技なんですね~。
きれいな海に驚き。潮風に吹かれながらのクルージングは心地よくて、もっと乗っていたかったなぁ。
遊覧船は、頂上に一本松が立つ千貫松島、白粉の断崖、水尻洞門、海底が見えるほど透明度の高い鴨ヶ磯海岸、春に菜の花が咲く菜種五島と、小島の間をすり抜けるように東へ東へと進んでゆきます。
日本海の荒波と強い風雪、長い長い時間がこの力強い景勝をつくり出したと聞き、自然への畏敬の念があふれてきます。
この日は海にうねりがあり少し船が上下しましたが、アトラクション大好きな私たちにとっては余計に楽しかったです。
これが「イカ墨ソフトクリーム」だ!まろやかな味わいです。
のりば内には「あじろや」というお食事処もあり、新鮮な旬魚を使った和食や、黒いルウのイカ墨カレーなどの料理が味わえます。漁港ならではのラインナップで、お魚好きにはたまりませんよ。
仁風閣
タクシー観光最後のスポットは、鳥取城跡にある白亜の洋館「仁風閣」。明治40年建築、フレンチ式ルネッサンス様式の2階建てで、嘉仁皇太子殿下(のちの大正天皇)が山陰を行啓される際の宿泊所として建てられたものだとか。中に入ることもできるので、山添さんご案内の下、入館しました。1階には鳥取藩主だった池田家の歴史やゆかりの品々が展示されています。
2階は広々とした部屋が幾つもあり、窓から見る芝庭は手入れが行き届いていてきれい。格調高い部屋のベランダから外を眺めていると、ちょっとした"お嬢様気分"を味わえますよ(笑)。
鳥取城跡のお堀端に建つ「仁風閣」。お庭もきれいです。
鳥取駅
この観光コースは以上で終了。約2時間半の旅は、長いようであっという間でした。後ろ髪を引かれながら、終着点のJR鳥取駅へ。鳥取観光といっても、どこに行けばいいかも、交通手段も分からなかった私たちに、東部タクシーさんのタクシーツアーは最適でした。"これぞ鳥取"というスポットを回ってくれるし、観光ガイドもバッチリ。時間内なら、融通を利かせて食事処や土産物店にも立ち寄ってもらえる。時間に余裕がないバスツアーや、何もかも自分たちで考えなければならない個人旅行にはない便利さ、安心感がありました。お値段がリーズナブルなのもうれしいかったですね。
今夜は駅前のホテルに宿泊。明日は、鳥取市河原町と智頭町周辺をめぐる「因幡の手仕事と森林セラピー"のほほ~ん"ツアー」に出かけます。
2日目の体験レポートはコチラ!
「砂丘"夢"物語と山陰海岸島めぐり」ツアー 詳細
- 所要時間:
- 約2時間30分(約30km)
- 送迎場所:
- 鳥取駅
- コース料金:
- 小型車(4人乗り)7,800円 標準運賃の30%割引!
- コース内容:
- 鳥取駅 ⇒ 鳥取砂丘 ⇒ 山陰松島遊覧 ⇒ 仁風閣 ⇒ 鳥取駅
※タクシー料金以外に発生する料金(施設入場料・駐車料金・お食事代金・体験料金等)は含まれておりません。
※この他牛ノ戸窯「絵付け体験」のみのコースもご用意しております。(鳥取駅発・智頭駅発)
観光タクシーのご予約・お問い合わせについて
観光タクシーのご予約については、東部タクシー観光ダイヤル0857-30-4155までお電話でご連絡ください。また、インターネットでお好きなコースを作成してご予約いただける「タクシーでほっと鳥取観光」もご用意しております。是非ご利用ください。
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