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体験レポート
更新日:2012年2月10日
リエ・ナミ・ミサトの観光タクシー体験レポート Part.2「因幡の手仕事と森林セラピー"のほほ~ん"ツアー」
タクシーツアー2日目。
鳥取の"いいとこ"を今日も思いっ切り楽しんじゃいます!
JR鳥取駅
通常の発着地はJR鳥取駅。
乗車地変更等は気軽にご相談を。
運転手は、昨日と同じ山添さん。「鳥取観光マイスター」の資格を持っておられ、訪れた観光地のガイドもしてくれる頼りになるドライバーさんです。話上手で、とても紳士的。すっかり仲良しになっていた私たちは、「今日もよろしくお願いしま~す」と、友達の車に乗り込む感覚。初日の緊張感はどこへやら(笑)。
ホテルを後にして、早速、鳥取市河原町の「牛ノ戸窯」へ向かいました。
牛ノ戸窯
機能的で使い勝手のよい「牛ノ戸焼」。完成品も展示して
あり、購入も可能。出迎えてくれた当主の小林さんと記念
撮影!
「牛ノ戸焼」は、緑釉と黒釉半々に掛け分けたものや梅紋の焼物がよく知られている、シンプルながら端正な美しさのある焼き物です。
工房の扉を開けると、制作途中の作品がズラリ。窯で焼かれるのを待っているのです。静かな工房内はなんだか神聖な感じがして、足を踏み入れていいのかとちょっと気後れしたけど、6代目当主の小林孝男さんが温かく迎えて入れてくれました。
工房の裏手にある登り窯を見学した後、とても楽しみにしていた絵付け体験(料金別途)に。
素焼きの湯飲みに自分の好きな図柄を描き込みます。
初めてだし、失敗したらどうしようかとドキドキ! 緊張でこわばっていたら、小林さんが練習用の素焼きを用意してくれました。デザインをあれこれ考えながら、まずは練習用の器に試し書き。じっくり練習してから本番に臨んだので、満足のいく作品に仕上がりました。
絵付けした作品は、窯で焼き上げられた後、宅配で自宅に届きます。
マイデザインの湯飲みでお茶を飲むのが今から楽しみ♪
右:湯飲みに絵付け中。おしゃべりな私たちもこの時ばかりは寡黙/左上:牛ノ戸焼きの登り窯 左下:作品を手に得意顔でポーズ!
道の駅 清流茶屋かわはら
刺身、天ぷら、煮物や焼物等、会席膳並の品数で
お腹いっぱい!やっぱ旅には"美味しいもの"が不可欠
ですよね。幸せ~♪
向かった先は、「道の駅 清流茶屋かわはら」。鳥取自動車道と国道53号線のどちらからもアクセスできる便利なドライブインです。
2つあるレストランの内、「炭焼風土料理 かわら亭」に入りました。日本海の鮮魚、鳥取産の牛肉・豚肉、野菜、果物等をふんだんに使ったメニューがズラリ。たくさんの中から、私たちはミニ会席風の定食を注文しました。なぜって、品数豊富で肉も魚も味わえるから(笑)。しかもお値段リーズナブルで、女子のお財布に優しいから大助かり。山添さん、ナイスチョイスです!
昼食後、駅内のお土産物店「鮎遊座(あゆざ)」にも立ち寄ってみました。
鳥取の銘菓や、ジャムや調味料といった農産加工品、鳥取を代表する工芸品などがいっぱい。友達にはアレ、職場や家族にはコレと、お土産をどっさり買い込んじゃいました。
敷地内には農産物直売所やコンビニもあり、ここに来れば何でもそろいそうな便利なスポットでした。
鳥取県特産の二十世紀梨や松葉ガニを使ったお土産が喜ばれそう。
智頭宿
河原町を後にし、岡山との県境にある智頭町へ。智頭は、江戸時代には参勤交代で江戸へと向かう主要道「智頭往来」が通っており、宿場町として栄えた所。町の90%以上が山林という、林業が盛んな「杉のまち」です。山添さんにガイドしていただきながら、宿場町情緒が残る「智頭宿」を散策しました。往来沿いの民家には"杉玉"が飾られていて、まるで私たちを出迎えてくれているよう。静かで優しいまち並みです。
国の重文「石谷家住宅」。見事な日本庭園にほれぼれ。
右:杉玉を掲げた町屋が続く通り/左:書院造りの町屋「旧塩屋出店」
諏訪酒造の酒蔵交流館「梶屋」。
お土産にコチラの銘酒
を購入。お食事処もあり、「酒蔵うどん」が頂けます。
町や建物の歴史を山添さんに伺いながら散策したので、ただ歩くだけでは分からなかった見どころも逃すことなく観光できました。地酒もゲット!
お父さんの喜ぶ顔が目に浮かびます(笑)。
芦津渓谷
さて次なるスポットは、原生林に包まれた渓谷が美しい「芦津」。タクシーから降りると、ザーッというせせらぎの音が。小鳥のさえずりも聞こえてきます。見上げると緑の葉からキラキラと木漏れ日が降り注いでいて、私たちを一気に"癒し"の世界へといざなってくれました。
「山菜料理 みたき園」は、そんな芦津の森に包まれたお食事処。園内には昔話に登場するようなかやぶき屋根の古民家があり、まるで田舎のおばあちゃんちに帰ってきたような気分に。放し飼いのウサギやチャボがいたり、小川でラムネが冷やしてあったり、"古き良き日本のふるさと"に私たち3人は大感動でした。
左:園内は広く、川沿いの散策道を歩いて1週することができます。/右上:「とちの実きなこもち」で一服。きなこはなんと石臼挽き!/右下:散策道の途中には小さなカフェが。かわいい雑貨の販売も。
板井原集落
明治32年建築、かやぶき屋根の「藤原家住宅」。
農家の古民家群も建ち並び、山村全体がまるで
映画のセットのよう。
板井原は、高い山々に囲まれた山村で、昭和42年に峠を抜けるトンネルができるまで徒歩でしか行き来できなかった集落なんだとか。だから、昭和30年代の山村風景がそっくりそのまま残っているのだそうです。行くのが楽しみになってきました!
山村と里とを結ぶ「六尺道」。昔の暮らしぶりも残っています。
かやぶき屋根の古民家や米つきの水車小屋、、
村を通り抜ける「六尺道」といった昔ながらの光景が広がっていて、まるで昭和の時代にタイムスリップしたみたい!
古民家のギャラリーカフェ「野土香」。囲炉裏端でまったりお茶する
のがオススメ!無農薬コーヒーと手づくりケーキのセットはこだわり
素材の品です。
1階の居間がカフェスペースになっていたんですが、囲炉裏があったのにはビックリ! 板井原の風景を望む窓際のカウンター席もステキでした。「また来たいね」。そう思わずにはいられない、のどかな山村のカフェ でした。
JR鳥取駅
タクシーでめぐる観光は、大型バスの団体ツアーと自由気ままな個人旅行の、両方の利点を合わせ持っていました。今回はモデルコースをめぐりましたが、行きたいスポットをチョイスしてオリジナルコースを設定することもできるんです。今度鳥取を訪れるときは試してみたいと思っています。
皆さんもぜひ、便利な東部タクシーさんの観光ツアーを利用してみてください!
因幡の手仕事と森林セラピー(R)"のほほ〜んツアー 詳細
- 所要時間:
- 約8時間(約100km)
- 送迎場所:
- 鳥取駅
- コース料金:
- 小型車(4人乗り)25,000円 標準運賃の30%割引!
※牛ノ戸窯の絵付け体験は別途料金が必要です。 - コース内容:
- 鳥取駅 ⇒ 河原町「牛ノ戸窯」 ⇒ 智頭宿 ⇒ 芦津渓谷 ⇒ 板井原集落 ⇒ 鳥取駅
※タクシー料金以外に発生する料金(施設入場料・駐車料金・お食事代金・体験料金等)は含まれておりません。
※この他牛ノ戸窯「絵付け体験」のみのコースもご用意しております。(鳥取駅発・智頭駅発)
観光タクシーのご予約・お問い合わせについて
観光タクシーのご予約については、東部タクシー観光ダイヤル0857-30-4155までお電話でご連絡ください。また、インターネットでお好きなコースを作成してご予約いただける「タクシーでほっと鳥取観光」もご用意しております。是非ご利用ください。